野口 悦弘
野口 悦弘
幼い頃から絵が好きだったというだけで、取り立てて画才があった訳ではない。が、ものを作り出す世界には魅せられていた。縁あって七宝焼に手を染め、工藝社を立ち上げて量産の世界にも身を置いた。二十代半ばのとき日本画家、後藤芳仙画伯の門を叩き、塾生となり、日本画丹径会、大調和会の会員として、作品出品を続けてきた。師匠亡きあとも、日本画の世界に身を置いている。思えば半世紀の道のりである。道中、若き日は、京橋、新宿、渋谷等で、年一回の個展を開催した。大調和会においては、常任委員の折に退会、平成二十八年に、絵画団体「実生会」創立委員として参加、現在に至っている。画風は、風景、花鳥が主で、具象作品が多い。...
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