emi
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わたしにとってキャンバスは、日常のなかで遭遇した言葉や生じた感情の置き場、箱のようなものだと認識しています。もともと自然や室内の風景を描いていましたが、対象物の輪郭がどこにあるのかを意識すればするほど、境界線の曖昧さが増し、今の抽象的な作風に変わっていきました。

何が描かれているのか、その説明や答えが明示されていないからこそ、抽象画を鑑賞することは、鑑賞者自身のことを考えるきっかけになるのではないかと考えています。いろんなものに押し潰されてしまいそうになる日々のなかで、鑑賞者ご自身の思索の時間、或いは静謐な時間を過ごしていただけたら幸いです。

わたしが日頃使っている油絵の具の数は、...

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