武 盾一郎
武 盾一郎

新宿西口地下道の段ボールハウスに絵を描き、ストリートからアーティスト活動を始める。新宿西口地下道段ボール村、旧東京大学駒場寮、阪神淡路大震災非公認避難所、渋谷区宮下公園等のスクウォット(不法占拠)状態の場所でアーティスト活動を行う。そこでは、人が暮らす場所、社会の境界に置かれた場所、その場にある現実そのものと関わりながら制作してきた。

やがて、タバコの吸い殻ドローイングを転換点に、ドローイング(線画)を描き始める。大きな壁や建物に描く表現から、手の中に収まる小さな吸い殻へ。その極小の画面に線を刻む行為が、現在の線画表現へとつながり、音楽の線画『線譜』シリーズ、物語絵『ネズミに恋したネコ...

続きを読む